【宿泊記】湖畔遊 マッキントッシュ（高知）スイートレビュー｜湖畔の露天・貸切風呂と地元食材の会席

高知県の山間、物部川の湖畔に佇む小さな宿「湖畔遊（KOHANYU）」。今回は一棟貸しスイートの マッキントッシュ（Mclntosh） に宿泊してきました。静かな自然、音楽へのこだわり、貸切の温泉、そして地元食材を活かした会席料理——贅沢で落ち着いた滞在を写真とともにレポートします。

アクセス・立地

チェックイン・館内の雰囲気

自然に包まれたお部屋までの道のり

湖畔遊の客室へと向かう道のりは、まるで小さな森の中を散歩しているよう。両側には緑が生い茂り、小川のように澄んだ水が流れています。虫の声やせせらぎの音が心地よく響き、都会では味わえない自然の演出に思わず足を止めてしまうほど。そんな道を進んでいくと、ゆったりとしたスイートルームにたどり着きます。

お部屋「マッキントッシュ」スイートルーム

今回宿泊した「マッキントッシュ」は一棟貸しのスイート。広いリビングとベッドルームを備え、窓からは湖の景色が一望できます。木のぬくもりを感じる家具や上質なインテリアで、アメニティも充実。プライベート感が高く、ゆったりとした滞在が叶いました。

こだわりの音響体験

マッキントッシュのお部屋には、高音質で知られる Tannoy（タンノイ）のスピーカー と、名機と名高い McIntosh 240のコンポ が設置されています。スピーカーはソファの左右に配置され、座って音楽を聴くと、まるで目の前でアーティストが歌っているかのような臨場感。自然の静けさに包まれながら、極上の音響体験ができるのは、この宿ならではの魅力です。

自然と一体になれる半露天風呂

お部屋には清潔感のあるトイレと、シンプルで使いやすい洗面スペースが備えられています。

特に印象的だったのは、物部川を目の前に望む 半露天風呂。お部屋にいながら川のせせらぎや緑を眺めつつ湯浴みできる贅沢な空間で、昼間は鳥の声や木々の揺れる音、夜は虫の声をBGMに、非日常の癒しを存分に味わえます。まさに「自然と一体になれる温泉体験」でした。

夕食（湖畔懐石）｜土佐味覚を堪能

夕食の献立

• 季節の盛り合わせ｜高知の郷土料理「田舎寿司」旬の食材とともに。
• 高知県産鰹の藁焼きたたき｜鮮度抜群の日戻り鰹を焼きたてのたたきに仕立てました。
• もずくのスープ｜スープは天然だしを使ってまろやかに仕立て上げました。
• 茄子の揚げ侵しとキビナゴの南蛮｜高知県宿毛市で有名なキビナゴ、是非温かいうちにお召し上がり下さい。
• 長太郎貝と野菜のグラタン｜土佐の荒波で育った長太郎貝をまるごと一つ使用し、ホワイトソースはじゃがいもでお作りいたしました。
• 発芽玄米もちの茶碗蒸し｜無農薬栽培のもち玄米を二日間発芽させ、発芽玄米もちに仕上げました。
• 土佐あかうしのステーキ｜年間出荷頭数が500頭未満の「幻のお肉」。アミノ酸やオメガ3が豊富に含まれている健康的なお肉です。高知県の伝統味噌「ぬた」はお野菜につけてお召し上がりください。
• 自家製のぬか漬け｜ぬか床は約50年もの。鰹節とだし醤油とよく合います。
• 自家製デザート｜かぼちゃの生ケーキ。なめらかな食感をお楽しみ下さい。

朝食｜身体に優しい和食

朝食は和食中心。焼き魚、小鉢、味噌汁など地元の食材を活かした優しい内容で、湖を眺めながらいただく朝食は贅沢そのもの。ボリュームも程よく、朝からしっかり元気をチャージできました。

朝食献立

• 煮物｜素材ひとつひとつに合わせた味付け。
• 野菜サラダ｜透明のグラスの玉ねぎドレッシングと共に。
• わかめの佃煮｜ご飯のおともにぴったりなわかめの佃煮。
• 野菜の素揚げ｜季節の野菜に生姜味噌を添えて。
• ちりめんじゃこ｜高知の漁港で獲れたちりめんじゃこ。お好みでゆの酢と出汁醤油を。
• ヨーグルト｜やさしい甘さのいちごジャムを添えて。
• ご飯｜高知の無農薬のお米。湯気をご馳走に。
• お味噌汁｜宗田節・じゃこ・昆布の一番だし仕立て。
• 鯖の干物｜脂の乗った鯖は定番の朝の肴。
• だし巻き卵｜巻きたての出汁巻に大根おろしを添えて。

宿泊してみた感想

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